身体の状況に合わせて、食事の形態を選びましょう |
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1.普通食 |
高齢者では噛む力や飲み込む力が低下するので、家族と同じ食事でもひと工夫を。
食べやすい大きさに切る、ひと口大のおにぎりなど手で食べられるようにする、肉類はシッカリ筋切りをする、漬物は薄く切るか、切れ目を入れます。 |
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2.舌で押しつぶせる硬さに調理 |
入れ歯が合わなかったり、歯が少なかったりして、噛むことに問題はあっても飲み込める人は、舌でつぶせる硬さに調理。
ごはんはやわらかめに炊くか、お粥にし、おかずや汁物も飲み込みやすいようにとろみをつけます。 |
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3.寒天寄せやペースト食 |
むせやすい人は、歯肉や舌でも押しつぶせることが出来て、喉ごしもよい、寒天寄せやペースト食にします。
ペースト食の硬さは、スプーンですくった時に「ぽったん」とまとまって落ちるくらいが基本です。 |
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4.ゼラチンゼリー食 |
噛んだり飲み込んだりすることが難しい人は、ゼラチンで固めたゼリー食が安全。
お茶や水、果汁、みそ汁、おもゆなどをゼリーで固めます。
ゼリーの硬さは、スプーンですくえるプルプル状態が最適です。 |
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のどに詰まりやすい食べ物10 |
1 |
おもち |
2 |
刺身 |
3 |
すし |
4 |
魚の骨 |
5 |
りんご |
6 |
かまぼこ |
7 |
のり、わかめ |
8 |
こんにゃく |
9 |
ごま、豆腐 |
10 |
カステラ |
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高齢になると、唾液の量が減るので、少しの刺激でむせたり誤嚥しやすくなります。
ぺろりとひと口で入るものでも、噛まなければならないものは、窒息の原因になるので、注意してください。 |
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